自動火災報知設備とは・・・
感知器を用いて火災により発生する熱や煙を自動的に検知し、
受信機、音響装置(ベル・スピーカー)を鳴動させて建物内に報知することにより、
避難と初期消火活動を促す設備である。
さらに、、、
様々な消防設備との連動によって中心的役割を担っています!
① 感知器(自動で火災を感知) or 発信機(手動で火災を感知)
↓
② 受信機が火災信号を受信
↓
③ ベル(スピーカー)が鳴動 + 連動設備の作動・停止 + 移報(通報等)
《差動式スポット型感知器》
・温度差を感知する感知器
◎ 感度がいい・発見が早い
▼ 料理やお風呂の蒸気でも作動してしまうことがある
《定温式スポット型感知器》
・一定の温度で作動する感知器
(70℃で作動するものが一般的)
◎非火災報が少ない
▼差動式より発見が遅くなる
※キッチン・脱衣場・押入れ 等に設置
《光電式スポット型感知器》
・煙を感知する感知器
◎熱感知器よりも感知できる面積が広い
◎高い場所にも取付け可能
▼ほこり や 料理の煙 などでも作動する
※廊下・竪穴(階段やエレベーター区画)等に設置
・ 消火栓ポンプの運転
・ 防排煙設備の起動 (防火扉・ダンパー・排煙機 等)
・ 火災通報装置の起動(119番通報)
・ 非常放送連動とカットリレー(BGM等カット)
・ 警備会社・副受信機・中央監視移報
・ エレベーター停止
・ パニックオープン(ドアオープン・ドアクローズ)
・ 誘導灯信号装置移報
・ 空調・ボイラー停止、ガス遮断 等々
・ ガス漏れ火災警報の受信
・ スプリンクラーヘッドの開放(=火災信号)
・ 感知器回線の断線
・ 消火設備の起動(ガス・泡・自動消火設備 等)
・ 防排煙設備の起動
・ 水槽の監視(消火水槽・補給水槽の満減水)
・ 自家発電設備の起動 等々
《面積にかかわらず設置》
カラオケ等 ・ ホテル等 ・ 病院(入院施設あり) ・自力避難困難者入所施設 ・ 重要文化財 ・ 社会福祉施設(宿泊施設あり) ・ 飛行機の格納庫
《延べ面積による基準》
●原則
300㎡以上 → 特定防火対象物(不特定多数の利用)
500㎡以上 → 非特定防火対象物
●例外
200㎡以上 → サウナ
500㎡以上 → 準地下街(うち300㎡以上が特定用途)
1000㎡以上 → 事務所・神社等
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