○誘導灯とは・・・
火災発生時などに灯火とシンボルで避難口を示すものである。
特に、避難経路を把握していない不特定多数の人が出入りする建物の場合には重要になる。
避難する方向がわからないことによる、パニックを防ぐことも期待できる。
特定防火対象物 : 全階に設置
非特定防火対象物 : 11階以上・地階・無窓階に設置
(その他の階で主要な避難口までの歩行距離が30m以上の場合は誘導標識を設置)
《原則》
① 室内から直接地上に通じる出入口
② 直通階段の出入口
③ 避難口に通じる通路に通じる出入口
※主要な避難口を容易に見通せ・識別することができ、避難口までの距離が10m以下(避難階では20m以下)のものは設置免除
※居室内については、出入口を容易に見通せ・識別することができるか、床面積が100㎡以下の場合は設置免除(関係者・従業員が使用する場合は400㎡以下)
▲通路誘導灯に関しては主要な避難口を容易に見通せ・識別することができ、避難口までの距離が30m以下(避難階では40m以下)のものは設置免除
(避難口誘導灯がある場合、避難口誘導灯から10m(避難階20m)は設置免除)
誘導灯には、避難口誘導灯・通路誘導灯・客席誘導灯の3種類があります。
避難口誘導灯
…避難口に設置
(緑地に避難口のシンボル)
通路誘導灯
…廊下、階段、通路などに設置
(白地に緑色の矢印)
[ 室内通路誘導灯・廊下通路誘導灯・階段通路誘導灯 ]
階段通路誘導灯
… 避難経路となる階段の照度を確保するために設置される
客席誘導灯
…客席の通路に設置する
[D=kh]
D : 歩行距離(m)
k : 区分による定数
h : 誘導灯の表示面の縦寸法(m)
(kの値)
避難口 矢印なし → 150
避難口 矢印あり → 100
通路 → 50
≪A・B級を設置すべき場所≫
原則:20分以上作動できる容量
※大規模・高層などの防火対象物の主要な避難経路に設置するものは60分間以上作動できる容量
※大規模・高層などの防火対象物とは→ ・延べ面積 50000㎡以上
・地上15階以上 ⋀ 延べ面積 30000㎡以上
・地下街 ⋀ 延べ面積 1000㎡以上
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